写真展「日本とトルコ クルド人のいま」

 埼玉県南部には、主にトルコから迫害を逃れてきた約2000人のクルド人が暮らしています。ほとんどが難民申請をしていますが、日本で難民として認められた人は誰もいません。不安定な状況にありながら、クルド人たちは自らの力で生き、日本社会が必要としている労働を担いながらこの社会を支えてきました。そんな日本で暮らすクルド人の姿と、同化政策を進めクルド人を迫害し続けるトルコの現状を写真家たちの作品を通じて知ってもらいたいと考えこの展示を企画しました。

 
日程:2021年6月8日(火)- 6月13日(日)
時間:10:00-18:00(最終日17:00まで)
会場:M-gallery(エムギャラリー)
 JR京浜東北線「川口」駅 東口徒歩約7分
埼玉県川口市幸町3-1-15-G
問い合わせ kurd316@yahoo.co,jp
TEL :090-1497-4890 (根本)写真展について
観覧無料

写真家プロフィール
フェデリコ・ボレッラ Federico Borella
イタリア出身のフリーのフォトジャーナリスト
ナショナル・ジオグラフィック誌、ニューズウィーク誌、タイム誌、CNNなど多くの国際メディアで作品を発表。
Sony World Photography Awards(ソニーワールドフォトグラフィーアワード)2019でフォトオブザイヤー、年間最優秀賞を受賞。
instagram:@federicoborella07 
 
レフィク・テキン Refik Tekin
トルコ・ハッキャリ県シェムディンリ生まれ
ドキュメンタリーフォトグラファー、テレビジャーナリスト
クルド人としてクルド問題を取材。2006年から2012年までは、クルディッシュレポート新聞、メトログラフィー通信でカメラマンとして勤務。
2016年にトルコ政府の非常事態政令で閉鎖されたIMC TVディヤルバクル支局に勤務。政府が外出禁止令を発令し、クルド人に対する弾圧が
激しくなった時、取材中に襲われ負傷。その時カメラに収めた映像は、数々のジャーナリズム賞を受賞した。
instagram:@refiktekin 

主催:在日クルド人の現在2021実行委員会